医大校とICT 1.はじめに
福島県立須賀川支援学校医大校です。
ここでは、どのようにICTを活用しているかを何回かに分けてお伝えしていきます。
今回はその1回目「はじめに」です。
・「医大校とICT」の目次はこちら。
そもそも医大校ってどんな学校なの?
医大校は病院の中にある支援学校です。
特別支援教育の中の「病弱教育」というカテゴリーです。
病院の中にある学校というと一般的に「院内学級」という言葉が思い浮かぶかもしれません。
実は「院内学級」と呼ばれるものには、小学校や中学校の特別支援学級や特別支援学校の分教室や分校などさまざまなものが含まれています。
医大校もその中の1つです。
詳しくは下の記事をご覧ください。
医大校の児童生徒はどこで授業を受けているの?
病院の中にある学校の児童生徒の学びの場というのは、どこでしょうか?
医大校の場合は、大きく分けて3つの学びの場があります。
1.医大校の教室
まずは、学校の教室です。
他の学校と同じく、医大校にも教室があります。
ただ、入院している児童生徒は医大校に必ず登校できるとは限りません。
登校できない場合はどうするのでしょうか?
2.病棟
登校が難しい場合、入院している病棟でも授業を受けることができます。
病棟には病室や勉強ができる部屋があり、そこで授業を行います。
持ち込んでよいもの(教材・教具)が大きく制限されている病室もあるので、
授業の際に教師は病棟のどこで授業をするかを確認します。
ただ、入院している児童生徒は、一時的に退院をすることがあります。
そのような時に学習はどうするのでしょうか?
3.一時的に退院している時の学びの主なパターン
一時的に退院している時の学びの主なパターンとしては2つあります。
・自宅から医大校に登校する。
・登校が難しい場合は自宅と医大校をオンラインでつなぎ、授業を受ける。
医大校ではICTを使っているの?
医大校にとって、ICTは切っても切り離せないものです。
今やGIGAスクール構想で1人1台端末が貸与されて
どの学校でも当たり前のようにICTが使われています。
医大校ではそれより以前から日常的に活用されてきました。
医大校ではどうしてICTが必要なの?
一般的な教育におけるICT活用の必要性はもちろんですが、
医大校では病気療養中の児童生徒一人ひとりに合った教育の充実を図っており、
そのひとつとしてICTが必要となってきます。
先ほど挙げた多様な学びの場も児童生徒一人ひとりに合わせたもので、
その学びの場から授業を受ける際にもICTが必要となっています。
医大校ではどのようにICTを使っているの?
では、病気療養中の児童生徒一人ひとりに合ったICTの活用とは、どういったものでしょうか。
周辺機器やデジタル教材、グループウェアの機能などを含めて挙げていくと・・・
1人1台端末
書画カメラ(実物投影機)
テレプレゼンスロボット
デジタル教科書
視線入力装置
プログラミング教材
ウェブ会議システム
オンライン上のクラスルーム
オンライン上のホワイトボード
など、さまざまなものを使用しています。
次回からは少しずつこれらについて具体的に
・どういった場面で
・何を
・どのように活用しているか
お伝えしていきます。
福島県立須賀川支援学校医大校は、福島県立医科大学附属病院内にある特別支援学校(病弱)です。
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