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医大校とICT 3.オンライン授業(1)その1

福島県立須賀川支援学校医大校です。
ここでは、どのようにICTを使っているかを何回かに分けてお伝えしていきます。

今回はその6回目、合同で行うオンライン授業についてです。

・「医大校とICT」の目次はこちら
・前回の記事はこちら


3.オンライン授業

オンライン授業、オンライン教育、遠隔授業、遠隔教育さまざまな言葉がありますが、
ここではGoogle MeetやZoomなどのウェブ会議システムを使った授業をオンライン授業として紹介していきます。

(1)合同で行うもの

 ・どのような場合に合同で行うの?

医大校では、普段
登校して授業を受ける児童生徒
病棟で授業を受ける児童生徒
自宅で授業を受ける児童生徒
は、別々に教科の授業を受けています。

しかし、次のようなときには医大校・病棟・自宅をウェブ会議システムでつなぎ、合同で授業を行うことがあります。
・行事
・全校集会
・委員会活動
・学級活動
・学部内で交流などを行う活動
・外部講師を招いた授業

合同で行うオンライン授業のイメージ

 ・合同で行う場合はどうやっているの?

教員が使う医大校のアカウントをホスト(主催者)として、
病棟や自宅にいる児童生徒の1人1台端末とGoogle Meetでつないで行うことが多いです。
あらかじめGoogleコンタクト(連絡先)に1人1台端末のメールアドレスをラベルをつけてグループ登録をしておくと、
教員側がGoogleカレンダーを使ってGoogle Meetの予約・招待をしやすく、
児童生徒側もGoogle Meetに参加しやすくなります。

合同で行う際の拠点の会場準備説明画像(マニュアルより)

主催者の接続場所は、主に医大校のプレイコーナーです。
その時の出席状況や、担当教員によって細かな準備物や配置は異なりますがパソコン、モニター、スピーカー、マイクなどを準備します。

プレイコーナーは体育を行う場所でもあるため、普段から写真のように置いておくことはできません。
情報部以外の教員でも準備できるよう、医大校用のマニュアルを作成し、機器の配置や接続方法が分かるようにしています。

 ・このオンライン授業は出席なの?

先ほどの画像をもう一度見てみましょう。

合同で行うオンライン授業のイメージ

この画像を見ると、「医大校」「病棟(学習ルーム)」「病棟(病室)」では児童生徒の隣に教員がいます。
「自宅」では、児童生徒の隣に教員はいません。
このような参加の仕方の場合も児童生徒は出席扱いになりえます。

では、出席扱いとなる考え方や根拠や条件などはあるのでしょうか。
次回はその点についてお伝えしていきます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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